11月29日(木)小田原藩龍馬会第3回研修会を幕末の坂本龍馬の活躍場所でもあり亡くなった場所でもある京都に行ってまいりました。参加人数は会長以下21名。当日は今日が雨の予想もありましたが皆さんの日ごろの行いのせいもありまったく傘いらず。京都駅に降り立ち現地集合の方も交えて貸切バスで龍馬の遺骨が納められている霊山護国神社へ、長い坂道を上り墓地に向かい龍馬と中岡慎太郎の墓碑が並ぶお墓へお参り、取り急ぎ皆さんで記念撮影。蓑さんが龍馬に小田原藩龍馬会が出来たよ!とご報告をして、霊山歴史館へ。
 歴史館では木村学芸員さんが私達を迎えていただき龍馬暗殺の秘話・真実?!や勝海舟の海軍塾の真実など市販の図書等では語られないお話をいただき一同感銘した次第。正に現場でしか得られない事実を勉強してまいりました。その後自由散策時間にしましたが2年坂で選んだ湯豆腐屋さんに16名も集まってしまいこれなら最初から団体行動でも?という話もありましたが、皆さん仲のいい証拠。
 13時の集合に円山公園の銅像に皆さん時間どおり集まっていただき、京都龍馬会の赤尾理事長に合流、予想はしていましたが、案の定龍馬の扮装で登場。みなさんとあいさつ、記念撮影をしてバスに乗り込み京都市内の見学場所へ本能寺会館から高瀬川の一之船入(鴨川から市内に水を引き込み藩邸や商業の運河のような利用をしていた)、佐久間象山暗殺地大村益次郎遭難の碑、武市瑞山寓居後、加賀屋敷跡など川を中心に藩邸や幕末の活躍した人達の足跡をたどりました。
 土佐藩邸あとを見学の後土佐藩邸内にあったお稲荷様に参拝、龍馬が襲撃直前まで暮らしていた酢屋(これは材木店)襲撃された近江屋が土佐藩邸と目と鼻の先だった事実など現地に行き話を聞かなければわからないことがたくさんありました。その後再びバスに乗り一路伏見まで、拝観時間を過ぎてしまいましたが寺田屋を拝観、車中の赤尾氏の話を聞くと襲われたことは事実だし場所は現在の場所は移設したことはわかっていましたが、刀傷やピストルの弾の痕となるといささか無理があるようで、それはともかく雰囲気だけは十分味わえました。今回はさらに足を延ばして村上町の逃走経路を歩きおそらく川沿いのあの辺が潜伏したであろう材木納屋まで行きました。この辺になるとかなりマニアックな世界で改めて
龍馬の奥深さを体感しました。赤尾さんとはここでお別れをして私達のバスは再び京都市内のそば茶寮「澤正」へ。

 さすが蓑さん手配だけにとても素敵な館で食事だけと思いきや京都を代表する芸子さん、舞妓さんまで登場、予期せぬ事態に一同研修ということをしばしの間忘れて、彼女の踊りに、お酌に酔いしれた一晩でした。

はじめての遠征研修にもかかわらず多くの方に参加いただき、多くの知り合いも出来、多くの龍馬に対する見識も深まりました。
何よりも皆さん無事に一日を過ごせたこと天候にも恵まれ最高の日を過ごせたことが収穫でした。今回所要や時間の都合で参加できなかった方には申し訳ありませんでしたが、次回幹事役員で更なる楽しい行事を考えますのでその際にはぜひご参加いただけますようお願いして取り急ぎの報告とさせていただきます。
ありがとうございました。

2012年 京都研修2
2012年 京都研修1