小田原藩龍馬会の活動・小田原藩龍馬塾・会員向け情報をお知らせいたしております。

2016年 第2回の様子

2016年9月4日(金)9時。昨年に続き小田原藩龍馬塾が2泊3日の合宿形式で開塾しました。

次世代を担う若者に坂本龍馬や二宮尊徳のように日本や地元のことを考え、率先して行動できる人材を養成することを目的に企画されたものです。公募には16名が応募、面接を経て18歳から35歳までの若者15名(内女性3名)が入塾しました。

<初日>

報徳二宮神社および報徳会館で行われた入塾式典には、塾生と運営する小田原藩龍馬会(以下龍馬会)のメンバーが集合し、第2回龍馬塾が始まりました。

報徳二宮神社で草山明久宮司(龍馬会副幹事長)による祝詞。参加者が玉串奉奠を厳かにおこないました。

 

入塾式は、小田原藩龍馬会柴崎正三副会長による開会の宣言により始まり、全員で国歌を斉唱。

 

蓑宮武夫龍馬塾塾長(龍馬会顧問)の挨拶。

 

神戸洋一龍馬会副会長の挨拶。

 

駆けつけてくれた、一期生の小林さん三好さんのお二人から応援の一言。

左から塾長、副塾長、龍馬会副会長(柴崎正三、神戸洋一)全国龍馬社中橋本邦健会長で記念撮影。

 

鈴木博晶副塾長の講義風景。これからの日本の社会がどのように変化していくのかをお話いただきました。

報徳二宮神社草山明久宮司による二宮尊徳翁の講話、その後報徳博物館へ移動。

 

報徳博物館で貴重な資料を前にして解説してもらいました。尊徳さんなかなか胃丈夫だったとの逸話もありました。

宿泊場所のサンサンヒルズに移動して、全国龍馬社中橋本会長を囲んでの講義。龍馬への熱い思いをお話しくださいました。

三日間かけて作成する「夢・志マップ」、講師は東京都市大学 准教授で龍馬会会員の西山敏樹先生。初日は今の自分を知ることから。塾生間、龍馬会メンバーと自由に意見交換し、各自現状をまとめました。

一日目の最後の講義は(株)明治の研究本部長、伊藤裕之様をお迎えしました。ご自身が発明した「R-1ヨーグルト」のお話から腸内細菌やDNA等々。研究者の視点からユーモアを交え語っていただきました。

 

夜は二宮尊徳公にちなんだ「芋こじ夜会」と称する座談会。塾生、講師、龍馬会メンバーが初日の感想、自分の現状のことなど分け隔てなく、ざっくばらんにディスカッション。時間を忘れて杯を重ね(未成年者はもちろんノンアルコール)、夜遅くまで語らいました。講義を終えた伊藤さん橋本さんもご参加いただきました。

<二日目>

朝7時からラジオ体操。一期生がお手本になってくれました。スタッフのオヤジ達も体が覚えていてリズムよく軽やかに運動。

小田原の老舗「ういろう」の歴史と地域との連携を重視した長寿企業ならではの経営ポリシーを、25代目当主の外郎武氏より説明していただきました。

午前中は野外に移動して地域の職場体験学習。江の浦にある牧場「サドルバッグ」で馬と触れ合いました。昨年はなかった馬のお世話。馬舎の掃除も行いました。

わずか2時間あまりで馬に乗っての流鏑馬。当初は苦戦していた塾生たちですが全員的中。成功体験で顔つきが変わった塾生も。慣れない作業ですが一生懸命取り組んだ野外学習で貴重な体験ができたことでしょう。

午後から、地元小田原の史跡を訪ねる街歩き。小田原まちづくり応援団の代表者 平井丈夫さんが昨年に引き続きガイドしてくれました。

 



板橋にて小田原用水の説明、松永記念館、龍馬ゆかりの人物、田中光顕の別邸だった小田原文学館、外郎博物館と駆け足でめぐりました。味のあるお豆腐屋さんにも足を運びました。外郎博物館では「ういろう」社員の塾生が解説してくれました。

前日に続き西山講師による「夢・志マップ」の実習作業。冒頭蓑宮塾長より自身の将来マップを見せてもらいました。

龍馬会会員にアドバイスを求めながら自分の将来像を膨らませる時間。なかなか目的となるものが見つからない塾生も多く、悩みながら作業を進めていました。

夕方は、「日本を代表する経営者」小田原百貨店神戸社長の講義。ご自分の履歴を赤裸々に語っていただきました。日本史と世界史の年表を元に社会がどのように変化していくかを小売店経営者の視点で解説してもらいました。

二日目の芋こじ夜会

昨晩に引き続きみんなで輪になって語り合う時間です。悩みや夢を語る塾生たち。アドバイスするスタッフや龍馬会会員も熱を帯びてきました。最終日に向けて英気を養うとともにすっかり打ち解けた参加者たち。それぞれの部屋ごとにパシャリ。

<三日目>

三日目は報徳二宮会館に移動して「夢・志マップ作成」の総仕上げ。塾生自身が、三日間のなかで10年後の自分の目的と今後の行動計画を目標に落とし込んで模造紙にまとめています。

講義を行う前に応援に駆けつけてくれた守屋てるひこ県会議員から一言。

 

三日目の講義のトップバッターは星槎学園の井上一学園長。学校経営を携わる中で教育界の問題点や学園の取り組み、また成功するための意識の持ち方等ユーモアたっぷりに解説していただきました。

ヤマトホールディングス㈱瀬戸 薫相談役に「満足創造経営 -お客様の声は〔宝の山〕-」と題して講義。クロネコヤマトの宅配サービスの歴史や新しいサービス開発の舞台裏のお話を聞かせていただきました。

また講演の最後にはドライバーが日々お客様と接する中で感銘を受けた場面をDVDでまとめたものを流しました。心を打つエピソードの数々に涙ぐむ人も。

 

いよいよ卒塾式

柴崎副会長による開式の挨拶の後、塾生一人一人が「夢・志マップ作成」を元に未来に向けた決意表明を行いました。悩みながらもそれぞれが個性豊かなビジョンを描いています。

蓑宮塾長から15名の塾生一人ひとりに修了証が蓑宮塾長から授与されました。

 

塾長挨拶では三日間を通じて感じた総評をお話いただきました。15名の若者のが新たな一歩を元気に踏み出せるようエールが送られました。

神戸副会長から閉会宣言がなされました。

閉会後参加者全員で集合写真を撮りました。みなさんいい表情をしています。

スタッフであるFMおだわらの鈴木伸幸社長より乾杯の音頭。
懇親会では多くの龍馬会メンバーが集まり、卒塾した塾生と交流しました。
いいスピーチもたくさん聞けました。

最後は外郎さんが一本で締めました。

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